宇宙の可能性
1969年7月20日、私たち人類は宇宙に1歩踏み出した。アポロ11号に搭乗したアームストロングが月面に到達している写真は誰もが見たことがあるであろう。あの1969年7月20日、人類は地球から何万キロと離れた月に到達したのである。皆は感動必死だったのではないだろうか。それまで、不可能とされてきた月への到達が成し遂げられた日なのである。そして、今、現代では月への宇宙旅行などと誰でも宇宙に行けるようになってきているのである。一昔前では考えられないことであろう。そうなのである、私たち人類は宇宙にある無限の可能性を夢見て、それを成し遂げてきたのである。数パーセントも分かっていない宇宙のことはとても可能性があるのではないか。私たちの団体は、そのような無限の可能性のある宇宙を指針として活動を行っている。
現代の教育、子供たちの理系離れ
現代の日本の教育は、生徒が自分自身で探求をあまりせず、教師が自分の知識を生徒に一方的に押し付けながら様々なことを教えていくスタイルが一般化している。特に、このスタイルは小学校が多い。現に、私たちの団体に所属している学生メンバーの殆どが小学校では知識を押し付けられていたと感じている。中学校、高校では生徒に探求をさせる時間が設けられているところもあるが、表裏一体、探求するときにSDGsや卒業生の論文などを燃料にして探求させていることが多い。この探求は結局、その燃料に縛られながら、ネットサーフィンをしだすので、良い探求とは言えない。
現代の日本では、子供たち(特に今の小学生)の理系離れが発生している。文部科学省が行った、小学生に対する全国学力・学習状況調査では、今年2022年の理科の点数が過去最低であり、しかも、全教科の中で突出して理科だけが低かったのである。更に、調査によると、ネットが普及したことにより、様々な知識が手に入れやすくなったため、小学生が疑問に思うことに対して探求しなくなっているとのことである。これらの点から、子供たちは理系離れが深刻化してきている。